最後に"あい"は勝つ

昔に書いてた映画のレビューが下書きのままあったので

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青春100キロレビュー

これを見て思ったのは,男はアホってことですね

でもこれだけ一生懸命に一途に思えるものがあるのはうらやましいなって思います

大好きな人のためなら,ボロボロになりながらでも100キロ走り切るって

どこに情熱を使うねんていう

まずは簡単にこの映画の内容を説明すると

AV女優上原あいの引退作のために,応募で選ばれたファンの素人さんが100キロ走り切ったら

上原あいを相手に好きなようにできるっていう企画

それに選ばれた素人男性,ケイさん(仮名)は

フルマラソンを3時間台の記録で走る経験者

そんな人が,2日で100キロなんか余裕なんじゃない?

とか思ってたら

20キロとか余裕で走り切っちゃうし

なんかこれつまらないんじゃないの?

とか思ってたらアクシデント

撮影部隊とケイさんがはぐれる

結局2時間くらい合流できずに

ケイさんは30キロ手前の地点で待ち続けてたみたい

それでも気持ちを切らさずに

遅れを取り戻すために再び走り出すときには

なんか感動すらしてくる

このあたりから撮影部隊も最初は何となく面白いことも起きないからつまんなさそうだったのに

アクシデント発生後の一体感とかケイさんを応援したくなる気持ちとかが大きくなってくる

それを映像として見てるこっちも何となく同じような気持ちになってくるから不思議

1日目ノルマの50キロは走破

でも後半は体も重たそう

サウナの仮眠室で休んで2日目スタート

てか宿とかちゃんとしたところ取ってないんかい

企画が決まったのが撮影4日前とか

撮影が年末とか

どこで1日目が終わるかわからないとか

いろいろ不確定要素があるにしろ

宿は普通のところを取ってあげてほしかったなと
(この時点で確実にケイさんの味方)

いざ走り出すと明らかに1日目と足の動きが違う

重たそうすぎる

序盤から歩き出すし

後半は峠越えで登りだらけ

山道でコンビニもないから歩き続けて

ごはんも食べてない状況

でも当のケイさんの願望は

ごはんよりも歯を磨きたい

??

ゴールした時にキスしてもらうために歯を磨きたい

アホですわ

この時確かまだ20キロぐらい残ってたはず。。。

そしてあきらめず走り切って見事完走!!

そしてゴールで待っていた上原あいとここからことを果たす訳ですが

僕がケイさんをすごいなと思ったのはここから

ことを果たすところももちろん映像として撮影しますが

素人男性がカメラの前で普通に性行為を見せるとなると、自分だったらそもそも勃たない気がする

しかも100キロ走り切って疲れきってるはずなのに

やっぱりこの人変態なんじゃないかと

まさに“あい”の力

あと“青春100キロ”とはいいタイトルだなと思った

"レボリューションNo.3"というすきな小説がありますが

それもエロを力に変える高校生の話
(偏差値最下層の男子高生がお嬢様女子高の文化祭に突撃する物語)

何歳になっても男とエロを結びつけると“青春”になるのだなと思いました
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何かまとまってないけど当時(約2年前)はそんなことを考えていたようです

ひとまずもう一回この映画見たいと思う今日このごろ

https://www.google.co.jp/amp/s/eiga.com/amp/movie/84468/